時間がない焦りが時間を無くしている
「時間がない」
何かしなくちゃと焦っている。
でもなかなか行動できない 。
そんな感覚を抱いている方は少なくないはず。
でもそれ本当に時間がないの?って話なんですけど。
実は「時間がない」って感覚が時間を無くしている原因だったりするんです。
やるべきことが多すぎて時間がないと思ってしまうことで、目の前のタスクに対しての生産性が下がってしまう。
その結果、時間を無くしてしまっています。
時間がないという感覚が自分たちの時間をむしばんでいる。
そのような現象を時間飢饉(じかんききん)と呼びます。
この時間飢饉、思い当たる節がある方も多いはず。
やっかいなことに自分では気づきにくいもんなんですね。
この時間の感覚のズレみたいなものを元に戻す必要があるんです。
そこで時間飢饉に対応するための簡単な方法をいくつかまとめました。
自然に触れる
自然に触れることで時間感覚が元に戻すことができます。
時間が足りないという感覚はストレスが大きくかかっている状態です。
自然に触れるとストレスが軽減され、精神的に余裕を持つことができるため時間的にも余裕を持てるようになり時間感覚が元に戻ります。
デジタル機器を使う時間を減らす
スマホやパソコンなどのデジタル機器を使うと脳の処理速度が上がり作業スピードを高めてくれます。
しかし、その副作用として時間が足りなくなる時間飢饉が起きてしまいます。
脳の処理速度が上がって生産性が高まりますが、副作用で時間が足りないという焦りから全体的な生産性は下がってしまいます。
ですので時間が足りないという焦りを感じた時には、いったんスマホやパソコンなどのデジタル機器を遮断してみるのが良いかもしれません。
マルチタスクをやめる
マルチタスクを行うとタスクをころころと切り替えることになります。
そうすると時間が分断されて集中が途切れてしまい、その結果生産性が落ちて期間飢饉が起きてしまいます。
一定の集中力を保つにはマルチタスクをやめてシングルタスクに切り替える必要があります。
マルチタスクでたくさんのことを同時進行でやるよりも、シングルタスクで一つ一つ着実にこなしていった方が生産性が高く返って時間が余ります。
そうすることで時間に余裕を持つことができるようになり時間飢饉を防ぐことができます。
まとめ
時間感覚のズレを元に戻すことで、時間が足りないという感覚から抜け出して生産性を高めることができます。
その結果、時間がないと焦っているときよりも時間に余裕があると思った方が返って時間が余ることになります。
その余った時間で新しいことに挑戦して自分の可能性を広げたり、大切な人と心置きなく過ごしたりできるようになり、人生をより楽しく生きれるようになると思います。